【銀座】銀八丼「漬けちらし丼」¥790

2016/10/7(金)。

昨日カキフライを食べて以降、もっと貝を食べたい欲が発生。本当は以前から気になっていた貝特化店の築地市場「築地の貝」さんに行ってみたかったんだけども13:40ラストオーダーとランチ終了が早いため行けず(早くはないか)、豪華7点盛りの 「築地仲卸の刺身定食」 (¥999)を求めて8/8(月)にお邪魔した銀座「魚々十」さんに向かってみるもランチの看板が出ていなかったため躊躇。看板がないだけで、多分営業していたとは思うのだけど。

ということで、一縷の望みをかけて、久方ぶりに銀座「銀八丼」さんへ。

……店外看板を見た感じ、貝類らしいのはホタテくらい。これ以上うろうろするのも何なので14:30ごろ入店、着席すると、店内黒板に「つぶ貝」の文字が見えたので、グランドメニューではなく本日のお薦めから「漬けちらし丼」(¥790)を口頭で注文する。あさり汁、あおさ汁、豚汁から選べる椀物は、豚汁を選択。

カウンターだけの店内は、女性1人客も多々。近隣にお勤めであろう、テークアウトを買いに来るお客さんも。常連さんはポイントカードを上手に利用されている模様。店員さんは忙しく働いているけど、接客はとても丁寧だった。

5分ほどして料理が到着。丼の具は、黒板によると細かくカットされたマグロ、サーモン、びん長マグロ、つぶ貝、エンガワ、ネギトロ、ブリ、カンパチ、マダイ。冷たい酢飯の上には針のり、ダイコンとニンジンのつま、オオバ、ガリも。表層には青ネギがちらされ、醤油麹がかけられ、ネギトロの上にワサビが鎮座。このワサビがよくある、粉を水で溶いただけのものではなくて、ちょっと粒感があるやつで、うれしかった次第。

正直に言って、ブリとカンパチの違いは分からなかった。これは己の味覚のいたらないところなので、まあ仕方ないかと。サーモンとサーモントラウトの違いも分からないくらいですもの。ほかの具材はそれぞれ申し分なし。ちらしの宿命か、筋ばったものも多少はあったけど、個人的には気にならない程度。つぶ貝のコリコリ感、おいしかった。

豚汁の具は豚肉、ニンジン、ダイコン、タマネギ、ゴボウ、焼き豆腐、ジャガイモ、そして上から刻んだ白ネギ。具だくさんという言葉がぴったり。もう少し熱々だと良かったけど、時間に制限のあるランチ時にガツガツ食べるにはちょうど良いのかも。

ごちそうさまでした。

●銀八丼「漬けちらし丼」¥790
東京都中央区銀座2-9-12 
コスト・・・★★★★★
パフォーマンス・・・★★★★★
総合・・・★★★★★
→3年ぶりくらいに訪れたけど、満足。後で調べてみたら、実は少ないながらもチェーン展開している店だった模様。

やけに力が入っている豚汁は、「みそソムリエ」(初耳)の方が監修されているとのことで、単品だと¥280。強気の価格設定だけど、食べる価値はあるかと。みその風味を生かすことを優先した結果の温度設定だったのかな。

お茶は頼めば店員さんが注いでくれる方式。

平日は11:00~22:00の通し営業。