2023/5/3(水)。
いざ、スペイン・バルセロナへ。帰宅は10(水)夜予定。年度末から年度初めにかけてでなかなかに忙しく、出発当日にやっと荷造り。
22:30出発の便なので銀たこで腹ごしらえ。
2023/5/4(木)。
4:45、ドバイ空港到着。
例の有名な宝くじ売り場。真剣に悩んだが、購入は断念。
朝からビールがうまい。
1杯¥1500くらい。さすがドバイ。
機内食。海外の人にもYAKISOBAって通じるんですね。
片道で計3食いただいた。
サラダにパクチーが入ってたりして、攻めてるなぁと。
13:25。バルセロナ=エル・ブラット国際空港到着。長時間のフライトはさすがに体に堪える。ネックピローが大活躍だった。妻がSIMカードを購入できないというハプニングに見舞われたが(私はahamoなので無問題)、ホテル「ユーロパーク」へ移動し荷物を置いたら、妻が手配してくれた「ロコタビ」のガイドさんと合流。現地在住日本人がいろいろ案内してくれるもので、事前の相談にものっていただけるのでこれはいいサービスだと思った。
ガイドさんが予約してくれていた「TAPEO」でパスタのパエリア「フィデウア」などを賞味。
3人でいろいろ飲み食いして84ユーロ。
トイレは奇麗だった。
ご存知、アントニ・ガウディの傑作建築サグラダファミリアを鑑賞し、現地初日は終了。
ガイドさんから聞いた話で初耳だったのが、
・スリは老若男女問わない。子供やジプシーも全然いる。
・黒人のスリはいない。
・青信号は点滅し始めたら秒で赤になる。車も即発進してくるので注意。
・チップを渡す場合は5ユーロセント以下の硬貨は失礼に当たるのでNG。
あたりだろうか。まあ渡す機会なかったんですけどね、チップ。この話は後述。
2023/5/5(金)。
朝食を済ませ、徒歩でサグラダファミリアへ。10:00くらいから団体客で混み始めるという情報を得ていたため、朝もは早よから出発。眠い。
スイーツコーナー。
ナッツやプルーンなど。
グラノーラコーナー。
ジュースコーナー。
温菜コーナー。卵料理、ベーコン、ピラフなど。
スペイン人は食事を1日5回に分けて取るらしく、朝はパンとコーヒー程度と聞いていたのでホテルもそんな感じかと思っていたが、さすがにそんなことはなかった。カヴァ飲みたかったけどスペインはトイレの数が少ない&汚いらしく、超頻尿の身としては我慢せざるを得なかった。ちなみに、トイレに備え付けの紙がないことがあるという記事を読んだのでトイレットペーパーを持参して持ち歩いていたのだが、昨日のガイドさんには「そんな人初めてだ(笑)」と言われた。
完成する前に来られて本当によかった。
旅中、ダイソーで買ったキャプテン翼バッグにスラれてもダメージが少なさそうなものをいろいろ入れて移動していたのだが、サグラダファミリアでは妻がちびっ子に「TSUBASA!」って言われてて笑った。スペインではキャプテン翼は「オリベルとベンジ」というタイトルで放送され、翼君はオリベル・アトムという名前になっているらしいので、きっとスペインの子ではなかったのだろう。
午後は特に予定を入れていなかったので、前日に続き妻のSIMカード購入ミッションへ。カードは何とか買えたものの、今度は通信が繋がらないというトラブルに見舞われ、近くのアップルストアを訪問。対応を待っている間に、スペイン唯一の百貨店「エル・コルテ・イングレス」内のレストランで遅めのランチ。トイレはちょっと汚かった。
パエリア、サーモンサンド、好き勝手選べるサラダ、コーラで26.45ユーロ。2人分。
対応してくれた人によると、契約しているIIJmioに問題があるそうで、とりあえず開通させたけど日本に帰ってからのことは知らぬ、とのこと。iPhoneだと海外でも助けてもらえてよいですね。
夜は空いていたバル「Ca la Nuri」に突入してみる。
いろいろ食べて飲んで37.65ユーロ。
たまたまカサ・バトリョでプロジェクションマッピングをやっているらしく冷やかしに行くも、黒山の人だかりでそそくさと退散。皆さん、ガウディのことが大好きですねぇ。
結構遅い時間だったけどベビーカーやら車椅子やらも散見された。
2023/5/6(土)。
妻が行きたいと言っていたモンセラットへ。黒マリア様が持っている玉に触れると願いがかなうといわれているのだが、係員が「足を止めるなとっとと行け!」みたいな感じで迫ってきたので「触っちゃいけないんだっけ?」と先に進んでしまったのだが、他の方々は触っていて、悔しかったからチケットもう1回買って触れてきた。なんだったのだろう。アジア人だから差別されたのかな?
聖堂へ行った後は、奇岩巡りをしたり、ヤギのチーズにはちみつをかけたものを食べてみたり。
クライミングしている人がいた!
ホテルに戻ってからは、洗面所で洗濯をし、近くのコインランドリーで乾燥させる。現金のみの支払いなので注意。
ホテルのハンガーが、取り外せない(他の場所で使えない)仕様で意表を突かれた。
その後はホテル近くのバル「BETLEM」で晩御飯。トイレは十分奇麗だった。
どこに行ってもパンコントマテ食べてる。
店ごとに特徴が違って面白かった。
朝食抜き、昼食抜きで、なかなかにハードな1日だった。
2023/5/7(日)。
グエル公園に行く前に、妻が行きたいと言っているチュロス屋さんへ。
甘過ぎて、塩をかけられたナメクジみたいにシオシオになってしまった。
ここで予想外の事態。日曜日だからか、カタルーニャ広場前の道が封鎖されバス停の位置が変わっており、乗るべきバスが分からない。グエル公園は電車で行くと急こう配を上っていかないといけないため、連日2万歩近くを歩き疲労がたまっているためバスもしくはタクシーで行きたい私と、まだまだ元気なので電車でもいい妻との間で揉め合いになってしまった。
結果、電車で行きました。
何とかグエル公園に到着。そしてこの旅2度目の現金使用。公園入り口前の簡易トイレが有料だったのだが、お金払わず使っている人もいて、公園受付の人も気にするそぶりはなかった。念のため1人50ユーロずつ現金を持って行っていて助かったが、公園内の他のトイレは無料だったし、コインランドリーやここのトイレを使わないであろう人は現金は持っていかなくていいのかもしれない。飲食店やタクシーでもチップを要求してくるそぶりは皆無だったし、カード払いにチップ分を含めるようなやりとりも一切なかったので。最後に余った現金は、空港の免税店で買い物して「残りはカードで」で使い切った。
日本で両替したときのレートは1ユーロ=150円でした。
くそ高ぇ…。
夜は「CORDOBES」さんへ。おいしいビュッフェをいただいた後にフラメンコ鑑賞が控えていたのだが、ここでもハプニング。劇場の方でもカヴァを配布していて、各自テーブルにグラスを置いていたのだが、私の後ろを通ろうとした人がどなたかのグラスを倒し、グラスは割れ、カヴァで私の左尻がびしょびしょに。床が片付くまで、しばし舞台に腰かけてました。
ディナー付きだったので優先的に前の方でショーを見させてくれた。
のがあだになった感じ。
初鑑賞のフラメンコは、まあ歌舞伎みたいなもんですよね。何言っているのか、何を表現しようとしているのかさっぱり分からなかったが、珍しいものを見たという印象。女性ダンサーのヘアピンがバラバラ舞台に落ちるくらい激しく踊るとは思っていなかった。あと、陽気な日本人のお兄さんが「オレ!」って何度も言っていたけど、それ歌舞伎でやったら玄人に怒鳴られるやつだからやめた方がいいのに、と思った。というか単純にうるさかった。ショーの最後は撮影可能とのことで、以下動画です。
なんで縦横逆で撮っちゃったんだろうか…。
2023/5/8(月)。
カタルーニャ音楽堂へ。天井が高くて気持ちの良い空間だった。その後は10年ぶりに財布を買い替えようとLOEWEへ向かい、昼食を取りに「TapaTapa」へ。情報集めで大変お世話になったサイト「バルセロナウォーカー」では、「こんな店、地元民は誰もいかない」と酷評されていたが、地元民じゃないので別にいいかなと。
こういうピンチョス的なのを食べたかったのだ。
2人で31.25ユーロ。
HOFMANNでマスカルポーネ入りクロワッサンを買い、ホテルに戻り預けていた荷物を受け取りタクシーでカタルーニャ広場へ。
HOFMANNはGoogleMAPで調べると2店舗出てくるが
片方は小売店ではなく製造工場なので注意。おいしかった。
支払はカードのみとのことだったが現金でも対応してくれた。
空港行きのバスに乗り込み、帰路に就く。
免税手続きは、お店でもらった紙のバーコードをここでピッとしてもらうだけ。簡単。
機械も日本語対応だった。
旅の印象としては、スリも気を付けていれば問題なかったし、トイレも日本以上に奇麗なものも多く、ご飯もおいしくていい国だなぁと思った。ユーロパークも三ツ星ホテルとは思えないくらいに快適だったし。犬のフンを片付けない文化は何とかした方がいいと思うけど。あと1週間あっても足りないくらい、行きたいところがたくさんだった。
帰国後、すっかり忘れていたが妻のモバイルSuicaがSIMカードを変えたことで使用不可になっており、慌てて日本円をカバンから引っ張り出す。急いで終電の1本前の電車に乗り、帰宅。お疲れ様でした。
サグラダファミリアが完成したら、また行きたいな。