【銀座】魚々十 銀座本店「築地仲卸の刺身定食」¥999

2016/8/8(月)。

諸事情あって(近いうちに別の方のブログに書きます・・・)お刺身を食べたい欲求に負けた結果、15:00ごろ、昼は初めてとなる銀座「魚々十」さんへ行くことに。東東京を中心に寿司店やオイスターバーなどをチェーン展開している魚家グループさんのお店で、魚々十さんは銀座と日本橋にある模様。

5階に着いてエレベーターのドアが開くと、おっきなイケスがお出迎え。

左側にもう一つイケスあり。タイなどが舞い踊っていました

「いらっしゃいませ~」と自動音声が流れたものの店員さんの姿が見えなかったので歩を進め、少し進んで出会えた店員さんから人数と喫煙の有無を聞かれ、4人掛けテーブル席に案内される。ちなみに先客0だった。

席に着いてメニューを見せてもらうと、本日のメニューの「牡蠣のからあげ 葱ソース」に心を奪われそうになったが、初志貫徹、「築地仲卸の刺身定食」(¥999)を口頭でお願いする。

左上に派手なもの(赤貝on巻貝)を配置するという和食盛り付けの基本を守っているのも好印象。
食べログさんとかで高得点取ってる店でも焼き魚の頭が右向いていたりするとげんなりしますよね。
テーブルはなぜかヒョウ柄

10分ほどで料理が到着。小鉢はニンジン、油揚げ、コンニャク、コンブの入った切り干し大根。それとカマボコ、シイタケ、ギンナンが入った茶わん蒸し。刺身は豪華に7点盛り(!)で、マグロ、サーモン、タイ、イカ、ホタテ、大きな巻貝の上に載った赤貝と、名前が分からなかった貝。トリガイかな? みそ汁の具は豆腐、ワカメ、油揚げ、ネギ。そして小さいおひつに入ったご飯と、お漬け物。

切り干し大根は、まあ普通。でも好き。茶わん蒸しが、久しぶりに食べたというのもあるけどおいしかった。もうちょっと熱々だったら良かったけど。お刺身は赤貝以外は2点ずつで、この値段でいろいろな種類が食べられるのはうれしい限り。イカはちょっと切り方が変わっていて面白かったな。これらの魚は釣ったことないので鮮度の見極め方は分からないけどよい状態だったと思うし、ツマなどの添え物も安い居酒屋で出てくるようなパッサパサのものではなく、ちゃんとしていた。

結局、後続客はなし。時間帯のせいもあると思うし、居酒屋ランチって女性客には敬遠されがちだからだろうけど、恥や外聞や多少の食器の塗装のはげ具合を気にせずおいしいものを食べたい女性には知っておいていただきたい穴場の名店だと思う。かといって、大繁盛になっても気軽に来られなくなるから困るのだけども。

ごちそうさまでした。

●魚々十 銀座本店「築地仲卸の刺身定食」¥999
東京都中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座5F
コスト・・・★★★★★
パフォーマンス・・・★★★★★
総合・・・★★★★★
→大満足。ご近所の築地市場で同質のものを食べようと思ったら、+¥1000では収まらないだろう。ちなみに「築地仲卸の上刺身定食」(¥1500)は刺身盛りが船盛り(笑)にランクアップ。

ランチのコスパも十分素晴らしいと思うが、こちらのお店が真価を発揮するのは夜の部だと思う。16:00より、¥2800+税で、純米酒50種以上&焼酎30種以上&ビールなどが時間無制限で飲み放題になるからだ(日本酒など一部はセルフサービス)。ビールのラインナップには首都圏限定販売のサッポロビール「白穂乃香」(¥800)もあって、酒飲みにはたまらない。料理の方も、系列グループで1本買いしているマグロや以前来店時にお薦めで出してもらった旬の「イサキの塩焼き」(¥1800。今まで食べた塩焼きの中で最も美味だった)など魚介を中心に絶品料理が並び、たらふく飲んで食べてというときには間違いないお店の一つ。

ランチ時は保冷ポットに入った冷たいお茶がテーブルごとにあり。

ランチ営業は11:00~16:00となっているが、店を出た時点でランチの看板が撤去されていたので、ラストオーダーは15:30くらいなのかもしれない。

追記:2020年秋、いつの間にか閉店してました。