２０２１／１２／９（木）。
今年もどうやら「小田保」さんの「カキミックス定食」はやっていないらしい。「カキフライ定食」だと終盤ちょっときついし、どこでカキを食べたものやらと思案し続け早１２月。結果、１３：４５ごろ、東銀座「かきしゃぶ屋」さんを歌舞伎座横移転後初訪問することに。
エレベーターで地下に降り（階段も可）中に入ると、先客２人組とガラガラ。後客もなしだった。拍子抜けする中、カウンターに案内され、メニューを見て「鰺フライ・カキフライ２個定食」（￥１４００）を口頭でお願いする。「生ガキもいかがですか」と薦められたが、それはやめておいた。
すぐにお水の入ったコップと、１４：００まで入店者サービスのサラダが到着。レタス、ツマ状のニンジンとダイコン、水菜が入っており、少量ながら普通においしかった。
サラダを食べ終わったころ、１０分ほどして料理が到着。牡蠣ご飯の上には牡蠣が２粒、お吸い物、鰺フライ＆カキフライ２個＆千切りキャベツ＆カットレモン＆タルタルソースが乗ったお皿、小鉢はカキの佃煮２粒、お新香。
ふんわり揚げられた鰺フライは絶品の一言。カキは「小田保」さんのようにまとめて揚げてあるものではないが、ジューシーで美味。おなかいっぱい食べるのもいいけど、年齢も年齢だしおいしくいただけるくらいがちょうどいいのかもと思った。牡蠣ご飯も佃煮もあるし。
食べ終えたころ、「お茶とコーヒーはあちらにあります」と声を掛けられる。こちらも１４：００まで入店者サービスで、ありがたくお茶をいただく。
お茶を飲んでいる間、ご主人がいろいろ教えてくれた。カキは通年で広島産、アジはその時々のよいものを使っているそうで、鰺フライは特別なことはしていないとのこと。刺し身でも食べられる鰺を使っているので、揚げ過ぎないようにしているだけだそう。ご実家がお寿司屋さんで、鰺は大量にあったので子供のころから鰺フライを作るのは得意だと語ってくれた。
伝票はなく、そのままカウンター越しにお会計。
ごちそうさまでした。
●かきしゃぶ屋「鰺フライ・カキフライ２個定食」￥１４００
お水は適宜注いでくれる。
平日は１１：３０～２２：００の通し営業。ラストオーダーは２１：００。水曜定休。
