【東銀座】花山うどん「鬼釜」¥980

2016/12/21(水)。

たまには変わったうどんでも食べようと、東銀座「花山うどん」さんを初訪問。

以前通りかかった際は外に列ができていたけど、この日は待ち客の姿はなし。14:00ごろ入店すると、店内はほぼ満卓。ちなみに後客も、男女1人客グループ客問わず、食べ終わり客と入れ替わるように続々。案内されるがまま出入り口近くの8人掛けテーブル席に着き、メニューを見て「鬼釜」(¥980)を口頭でお願いする。その際に紙お絞り、お箸と何か黒い豆が浮かんでいるお茶をいただき、卓上の壺の中の漬け物を自由にどうぞと教えてもらう。

待っている間、お店のホームページにある「うどん天下一決定戦3連覇」にまつわる文章などを先の日曜日に変えたスマホで読みつつ、5分ほどで料理が到着。

狸の器の中には鬼ひも川、その上に上州麦豚の肉、カマボコ、刻んだ万能ネギ、針ノリ、半熟卵。別の器で麺つゆ、ワサビ。

店外ショーウインドーより。これらの狸の器ちょっとだけ欲しい。ちょっとだけ

「つゆの味が濃いので一度にかけずに少しずつかけてください」とのことだったので、そのようにして食べ進める。

指2本分ほど、5センチ幅くらいの平たいうどんこと鬼ひも川は、ずるずるとすすれないので、1本ずつ箸で口の中に押し込む感じ。つるつるしていて面白い。普通のうどんを選べるメニューもあるけど(鬼釜は鬼ひも川のみ)、皆さん鬼ひも川のようで、うどん店なのに麺をすする音が聞こえないというのは、なかなか珍妙だと思った。

上州麦豚も味が染みていて美味。わさびはまぁ、なくてもよかったかな。お漬け物はキャベツっぽいのと野沢菜っぽいのの2種類あって、味よりも容器の壺が小振りなので店員さんが補充するのが大変だろうなぁというのが気になった次第。

伝票を持って出入り口前のレジでお会計。はす向かいに「小諸そば」さん(白ネギが水でさらしてあるバージョンの店)がある立地だけど(ぐーばーぐ東銀座店の跡地)、競合にはならないと判断したのだろうか。いろいろメニューがあるようなので、長く続いてほしいと思う。

ごちそうさまでした。

●花山うどん「鬼釜」¥980
東京都中央区銀座3-14−13
コスト・・・★★★★★
パフォーマンス・・・★★★★★
総合・・・★★★★★
→初訪問なので、珍しさも含めて満足。慣れちゃうと、普段使いできる値段ではないと思うかも。

お茶は頼めば注いでいただけるかと。

平日ランチは11:30~16:00。ラストオーダーは15:30。