【銀座】nu dish「ランチプレート」¥1200

2016/7/27(水)。

野菜を食べたい欲が緊縮財政を上回り、14:30ごろ、初めて銀座「nu dish」さんへ。何度も通りかかっていたので存在は知っていたけど、おしゃれカフェっぽいのでちょっと敬遠していたお店。昨日の「紫龍」さんからの1本西側の道、晴海通り側。野菜となると、どうしてもカフェ系になってしまうんだよなぁ。

中に入ると店員さんが丁寧にお出迎え。「ランチのご利用ですか」と問われたので「そうです」と告げると、主食1品、冷菜2品、温菜2品の順に選びながら進んでくださいとのこと。学食方式ですね。即決力を求められるので、店頭の看板を見て何を選択するか決めてからの方がよいかも。とりあえず、主食は雑穀米。冷菜はニンジンとキャベツのコールスロー、オクラとトマトのキヌアのサラダ。温菜はポークビーンズ、チキンのテリーヌをサーブしてもらう(メニュー名はうろ覚えです。カタカナメニュー苦手)。そのまま進んで「ランチプレート」(¥1200)のお会計を済ませ、レジ横のカトラリー置きからスプーンとフォークを取り、店内最も奥となるドリンクカウンターでハーブウォーターを注いで、席へ。飲み放題のドリンクはほかにも、レモネードやコーヒーやさまざまなお茶など種類豊富だった。

広い店内だがこの時間のせいか、先客は4~5組。窓際のカウンターのほかテーブル席、ソファー席など選び放題だったが、おひとり様なのでおとなしくカウンターに着席する。

ツナとともに和えられたコールスロー、酸味がまろやかでおいしい。こちらも酸っぱい系のオクラとトマトのキヌアのサラダは、キヌアは生まれて初めて食べたかな。食感が面白かった。ただ、ご飯のお供っていう感じではなかったかも。

ポークビーンズは久しぶりに食べた。もうすぐリオ五輪も始まるし、豆を買って家で作ってみようかな。ピクルスとマスタードが添えられたテリーヌはレーズン(?)が入っていて、こういうのもあるんだなと思った次第。しっとりした感じで、こちらも美味。

雑穀米は、まあ雑穀米だったんだけど、量が多かったことに驚いた。たっぷり茶わん1杯分以上盛られていたのではなかろうか。どうしてもカフェご飯から足が遠のいてしまう理由が、カフェって女子向けというか料理のボリュームの想像がつかないからなのだが、こちらのお店は男性でも十分満足できる全体量だと思う。

食後、席でボーっとしていたところ、店員さんが食器を下げに来てくれた。学食形式だったのでてっきり自分で下げるものだと思っていたから店内をキョロキョロしていたのが見つかってしまったのだろうか。危うくトレーを持ってうろうろするところだった。ありがとうございました。

ランチメニューは週替わりとのこと。また野菜を食べたくなったら来てみようと思う。

ごちそうさまでした。

●nu dish「ランチプレート」¥1200
東京都中央区銀座4-8-4
コスト・・・★★★★☆
パフォーマンス・・・★★★★★
総合・・・★★★★★
→ドリンクビュッフェ付きだし量もたっぷりだし店内落ち着いた雰囲気だし、¥1000は超えてしまうものの「アリ」だと思った。で、後で調べてみたら(以下、お店のホームページより抜粋)

①日本初、「ムース」デリ。日本で初めて、ソースやパイの具材に『ムース食※』を使うことで、栄養素をしっかり、効率よくとることができるメニューを提供します。※「ムース食」とは日清医療食品が噛む、飲み込むことが困難な方々向けに、食事を楽しんでいただけるよう開発。世代をこえた“高栄養価で食べやすさ”に配慮した「ユニバーサルデザインフード」として、近年、注目を集めています。※ ムース食を使用するメニューは一部メニューに限ります。

②“予約がとれないフレンチ”として有名な「レストランOGINO」荻野伸也氏がメニュー監修のデリ&カフェ

とのことで、①についてはへぇ~という印象。ランチプレートではムース感には気付かなかったので、違うメニューに使っているのかな。日清医療食品、覚えておこう。

②は・・・・・・。フレンチなんてほっっっとんど行ったことないし、予約が取れないならなおさらだし、料理人で店を選ぶほど舌も肥えていないしなぁ。素直に存じ上げませんでした。逆に知っていたら「有名シェフか・・・・・・」と萎縮して行かなかったと思うので、無知を恥じつつ、無知で助かったと、自分を納得させておく。

お水はドリンクカウンターにて。遠い席に座ってしまうと、ちょっと取りに行くのが面倒かも。ハーブウォーターではない普通のお水は頼めばもらえるのかもしれない。

平日は11:30~22:00(ラストオーダー21:00)の通し営業。ランチラストオーダーは15:00まで。ただお店のホームページには15:00~17:00で「レイトランチ」とあって、アラカルトメニューが頼めるとかそういうことなのだろうか。

追記:2019年末、閉店。