２０１６／７／１１（月）。
先週「香味徳」さんに行った道すがら、なにやら新しいラーメン店ができてたっぽいのを見掛けたので、特に下調べとかはしなかったけどそちらへ。１階のシュークリーム店「ｃｅｌｉ」さんの入り口を横目にエレベーターで２階に上がり、銀座「銀座 道玄」さんへ１６：００ごろ入店。
１０人も入れば満席かというＬ字カウンターには先客は男性３人組のみ。特にどこの席へという指示もなかったので、空いている席に着き、各席に置かれているメニューの紙を見ながら口頭で「チャーギュウ麺」（￥１０００）を、２種類から選ぶ味から「白」で注文。「白」は白醤油だれ、出汁が効いてまろやか。もう一方の「黒」は生醤油だれ、醤油の風味が広がる濃厚、なのだそう。その際太麺か細麺かを聞かれたので、細麺でお願いする。何の気なしに入ってみたけど、傾奇者系というか個性派ラーメンのお店だったのですね。
５分ほどで料理が到着。具はモヤシ、ミズナ、ネギ、ローストビーフ５０グラム。スープを一口すすると・・・濃厚だなー。これ、くちびるがテカテカになるやつだ（苦笑）。確かにメニューのところに「濃厚！鶏の良質なコラーゲンたっぷりの鶏白湯スープ」とは書いてあるが、予想以上だった。麺はつるつるでおいしい。ローストビーフは柔らかく美味だが、こちらも味がしっかりついていて、さっぱり担当のモヤシとミズナがいつもより頼もしく見えた。
お会計を済ませ、元気良く送り出してもらって店を後にする。ここの通りは「香味徳」さんと「元楽」さんに挟まれて、「一風堂」さんやら「紫龍」さんやらいろんなラーメン店が立ち並んでいるけれど、鶏スープの雄としてその一角として定着できるか。頑張っていただきたいものである。
ごちそうさまでした。
●銀座 道玄「チャーギュウ麺」￥１０００
東京都中央区銀座４－１０－１－２Ｆ
コスト・・・★★★★★
パフォーマンス・・・★★★★☆
総合・・・★★★★☆
→想像していた以上に「アリ」だと思った。奇をてらっただけではない、という印象。１杯の値段としては高いと思うが、黒毛和牛のローストビーフにじっくり煮出したであろう鶏白湯スープなどの仕入れ値や手間暇を考えたら値段は納得。ただ、やはりちょっと味が濃かったかな。
お水は声掛けしたら注いでくれる方式。厨房を１人で回してる中（訪問時）、これだけ濃厚な料理を出せば客も次々に「お水ください」となる訳で、カウンターにポット置いておけばいいのに、と思った。
あと余談だけど、紙メニューは前客の汁はねの影響をもろに受けるので、メニュー写真撮って「食べログ」さんとかに載せたい人の心象は良くないかも。
後で調べたら高田馬場に本店があって、その銀座支店として６／２９（水）にオープンした模様。１階の「ｃｅｌｉ」さんも系列なのだろうか。
１１：００～２２：３０（ラストオーダー２２：００）の通し営業。
※２０１７年５月追記：閉店した模様。
