【東銀座】スワンカフェ銀座店「週替わりスワンごはん(マッシュルームたっぷりスワンビーフカレー)」¥1080

2016/9/7(水)。

リオデジャネイロオリンピック、楽しみにしていたわりにはあまり見られなかったのだけど、見た競技見た競技でメダルを獲得していて、結果、過去最多。4年後の東京オリンピックを見据えた上で経験値を積ませるための選手選考をしていた種目もあったろうに。2020年の大会はどんなことになるのだろうか。

そして本日からリオデジャネイロパラリンピックが開幕(現地時間)。に合わせたわけではないけれど、半分くらいの入りだったか、天候のせいか普段より空きがあるように見えたので、14:00少し前、東銀座の「スワンカフェ」さんへ。こちらはヤマト運輸さんが運営する、「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現。このノーマライゼーションの理念を実現させるために故・小倉昌男理事長がヤマト福祉財団とヤマトホールディングス株式会社と共に設立した株式会社です。(中略)日本の障がい者の数は人口の約6%、約724万人といわれています。働いている人の大半は全国に6,000箇所以上ある共同作業所や小規模授産施設におり、1カ月の給料が1万円以下という低さで自立するには、ほど遠い現状です。福祉施設の幹部職員に経営のノウハウを伝授しなければ低賃金からの脱却は望めないことを痛感した小倉前理事長は「製品」や「作品」作りではなく、一般の消費者を対象としたマーケットで売れる「製品」創りをめざしたセミナーを1996年から全国各地で開催し、意識改革に取り組んできました。(中略)働いている障がい者の数は、全店で370名をこえ、知的、精神、身体に障がいのある方を雇用しその7割以上が、知的障がいの方たちです。」(ホームページより。下線部追記)のお店。

知らずに入って違和感を覚える人もいるのかも知れないけど今のところそういう経験はしてないし、それを前面に出さず銀座の大通り沿いの一等地でカフェとして真っ当に営業されているのが個人的には格好良いと感じている。ちょっと意味合いが違うけど、今後主流になってくるであろう同一労働同一賃金を率先してやっているなぁという印象。同一労働同一賃金&AIが普及すると労使の格差がさらに広がると予想してるけど、生まれた所や皮膚や目の色や障害の有無で給料を決められてしまうよりは、よっぽど健全だと思う。

さて。
店内に入ると人数を確認され、1人と告げると空いている席に案内される。卓上に置いてあるメニューを確認し、オードブル、メーン、デザート、ドリンクがセットになった「週替わりスワンごはん(マッシュルームたっぷりのスワンビーフカレー)」(¥1080)を口頭で注文。セットドリンク(アイスコーヒーを選択)は先に持ってきていただくようお願いする。

5分ほどしてオードブルが到着。

昨日の「なか卯」さんと高低差があり過ぎて、耳がキーンとなりそう((C)後藤輝基さん)

エビだかカニだかの甲殻類の風味の冷たいスープ、クラゲ(?)と豆腐(?)の和えたもの、紅芯ダイコンやパプリカやミズナや葉物などのサラダ(以上、これでも頑張って予想した方)。スープが特においしかったかな。

続いて、メーンのカレー。

昨晩も自作のカレーだったけど、それはさておき

辛さこそ万人向けという感じだったが、本当にマッシュルームたっぷりで、ご飯もゴマなど雑穀と一緒に炊かれるなどひと工夫あって、さすがおしゃれカフェだなと思った次第。

デザートはフルーツポンチ。

21世紀に入って初めて食べたかもしれない

店内中央奥のレジでお会計を済ませて店を出る。入ったときにはちらほら男性客の姿も見掛けたのだが、この時点では自分1人だけだった模様。やはり、女性向けのカフェなのかな。ボリュームたっぷりなんだけども。

ごちそうさまでした。

●【東銀座】スワンカフェ銀座店「週替わりスワンごはん(マッシュルームたっぷりのスワンビーフカレー)」¥1080
東京都中央区銀座2-12-16
コスト・・・★★★★★
パフォーマンス・・・★★★★☆
総合・・・★★★★☆
→現代テニス最強王者のロジャー・フェデラーさんに「日本には国枝慎吾がいるじゃないか」とまで言わしめた車いすテニス・国枝選手に期待。金メダルを取れればパラ五輪シングルス3連覇。政治利用されるのはいやだけど、国民栄誉賞ものの偉業だと思うので、頑張っていただきたいと思います。「SLAM DUNK」好きとしては、車椅子バスケも注目。

で。
味、ボリュームなどは文句無しなんだけど、配膳だけちょっと自分向きではない。テーブルがそれほど大きくないので、オードブルを食べ切ってからじゃないとメーンのお皿を置く場所がなく、メーンのカレーのみをもしゃもしゃ食べることになるのは残念。オードブル=前菜だから、先に食べるのは当たり前なのかもしれないけれど。あと、順序立ててお皿が出てくるので、ある程度時間に余裕があるときじゃないと、満喫できないという気はする。これも、カフェご飯だけどコース料理感を出したりオペレーションの都合があったりするのかもしれないけど、自分みたいに立ち食いそばチェーンに★5つ付けるような、行って帰って15分みたいな人間より、食後のデザートとドリンクとおしゃべりを楽しめるような人に向いているお店かと思う要素。またお邪魔しますけどね! 時間に余裕がない人は、併設の「スワンベーカリー」でパンを買って持ち帰るのもありかもしれない。ほか、オードブルの内容とかアレルギー情報とかが店頭の看板で分かるようになればもっと親切になるのかなと思ったけど、それは望み過ぎかな。

お水は適宜注いでいただける方式。

平日11:00~23:00の通し営業で、ランチラストオーダーは15:00。15:00以降はサンドイッチメニューでの営業あり。豊富なおつまみなどのディナーメニューも。

追記:2021年6月末、閉店。