２０１６／９／２３（金）。
小池百合子都知事も帰国されて、築地＆豊洲問題が加速する中、いよいよリオデジャネイロオリンピック＆パラリンピック気分も終わりかなと感じるこの頃、ブラジル気分の締めくくりとして１３：４０ごろ、銀座「バッカーナ」さんへ。
「資生堂パーラー」さん北側にある階段を下りて店内に入り、１人ですと告げて、着席してメニューの説明を受ける。そして「ブラジリアンブッフェ」（￥１０００。制限時間は１時間。フリードリンク付き）と、せっかくなので「ローストチキン」（￥１００）に初挑戦してみることに。ちなみに店員さんは日本人。ブラジルの方にラテンのノリで「Yｏｕ、シュラスコいっちゃいなよー！」って誘われていたら、断れる自信はなかったかもしれない（ノリはイメージです）。
雨が降っていたせいか、店内はまあまあの入り。男女比は半々くらい、自分のほかにも男性１人客も。人数的なこともそうだけど、店内BGMはサンバではなくボサノバ（？）、年齢層もやや高めとあって、落ち着いた雰囲気の中で料理を取れる。最近インターネットで男性客のみの利用お断りというような新宿のイタリア料理食べ放題店の記事を見たけど、性別じゃなくて立地＆客層なんだよなぁとつくづく思った次第。
２回に分けて取った料理は、サウザンドレッシングサラダ、コールスローサラダ、ペンネとツナのさっぱり味のサラダ（料理名失念）、魚のフライ、フライドポテト、フェジョン（豆の煮込み１）、フェジョアーダ（豆の煮込み２）、キーマカレーなど。
サラダはお店の方で調理されているものと生野菜＆ドレッシングを自分で選択する両方があるのだけど、時間ももったいないし面倒くさかったので出来合いのものをチョイス。十二分に美味。最近あまり野菜を食べていなかったので、いっぱい盛ってしまった。
揚げ物系は、まあブッフェの味。
前来たときもこればっかり食べてしまったフェジョン、フェジョアーダは、相変わらずのおいしさ。白豆、黒豆、それぞれおいしい。自分で作るといろいろ難しい＆大変なので、好きなように食べられるのは本当にありがたい。キーマカレーも、一品料理として成立するほどのクオリティー。炊飯器に入っているご飯はパラパラしていて、日本米ではなさそうな感じだった。どこのお米だったんだろうか。でもこれらのメニューにはピッタリ。
今夏自作のフェジョアーダ丼。塩味が強過ぎた・・・
時間は戻って１皿目を取ってきた後ほどなく、ローストチキンが到着。・・・・・・いろいろ調べて予習済だと思っていたのだけれど、想像以上でした。大きさは握りこぶしくらいかなと思っていたのだけど、その１．５倍くらいはあったかな。塩・コショウの効いたプリプリ＆ジューシーな鶏もも肉のソテーは、これだけで￥１１００取る店もあるのではというくらい。加えて添え物のアスパラやパプリカのソテーも抜かりなし。サラダ替わりのミズナも１本１本が太くしっかりしていて、＋￥１００ってサービスメニューなんだろうけど、ブッフェの利益率って一体どんだけ高いんだろうと思わざるを得なかった。
自分は食べなかったけどナスの揚げびたし的な日本人の口に合うメニューや、自ら作るトルティーヤもあったり。デザートもプリンやらワッフルやらチョコレートファウンテンやらがあって、女性客はデザートバイキング感覚で来店するのもありなのかなと思った。ブラジルって貧困にあえぐ層が確かに存在するけど飢えに困る人がいないというくらい食が豊かな国ということをいろいろ調べて知ったのだけど、金持ちも貧乏も満足するような、お国柄を象徴するようなお店なのかなと。いつかゆっくり、シュラスコを食べに来てみたいなぁ。
入り口前でお会計を済ませて店を出る。７／２７（水）にお邪魔した「nu dish」さんみたいにスーパーフードを出してくれるような健康食店もよいけれど、好きなように適当に料理を取れる店の方が自分には合っているのかなと思った。
銀行に寄ったおかげでお店の滞在時間が短くなってしまったのだけれど、それでも大満足。次はしっかり１時間、満喫したいと思う。
ごちそうさまでした。
ごちそうさまでした。
→大満足。あえて難癖をつけるなら、「ローストチキン」が質も量もしっかりし過ぎていて、その分ブッフエがあまり食べられなくなることくらい。ローストチキン無しでも、全然問題なかったんだけど、これはその日の気分次第かな。追記として、￥３５０でポークステーキ、￥５００でビーフステーキ付きに。
ドリンクはセルフサービス。お水、ウーロン茶やコーヒーなどのほか、フルーツジュース、ブラジルらしくマテ茶などが用意されていた。
爪楊枝はブッフェ島サラダ側の上段にあり。
平日ランチタイムは１１：３０～１５：００で、ラストオーダーは１４：３０。
