【銀座】ごまる「排骨担担麺」¥1080

2016/5/18(水)。

この備忘録を読み返してふと気付いたのが、もう半年近くも「香味徳」さんに行っていなかったということ。’15年は月一くらいで通っていたような記憶があったのだが。ということで、久しぶりに行ってみようかとてくてく歩いていくと、そのほんの一歩手前、脇の道に見慣れない看板を発見してしまった。気になったので近くに寄って見ると、そこにはなんと「担担麺」の文字が! 果たしていつできたお店なのかは定かではないが、担々麺好きとしてはのぞいてみない訳にもいかず、「香味徳」さんに申し訳ない気持ちでいっぱいのまま15:05ごろ、銀座「ごまる」さんへ。

半地下の店内に入ってみると、先客0・・・。入り口すぐ右手に券売機があったので、どれにしようかと財布を取り出すと、店員さんがやってきて「初めてのご来店ですか」と聞かれる。そうですと答えると、ずいぶん丁寧に券売機の説明をしてくれた。曰く、唐辛子マーク1つはラー油の辛味のみ、2つで花椒がプラス、3つで花椒がさらに増量(¥20)とのことで、それぞれボタンが違うとか。ほか辛味なしも対応可とのことで、非常に分かりやすかったのだが、ランチのピーク時にいちいち説明してたら大変なことになりそうだなとか、そもそも券売機の意味は、とかいろいろ考えつつ、残念なことに「野菜たっぷり担担麺」(¥980)が品切れだったので「排骨担担麺」(¥1080)を、唐辛子マーク2つで購入。

2人掛けテーブルに着き、食券を渡すと、15:00までライスかバケットがサービスで、本日はバケットは終わってしまったがライスいかがですかとのことで、ライスもお願いする。15時過ぎてるけどその辺アバウトなのかなと思っていたら、遠くの方で「時間過ぎてた!」と聞こえてきたのはご愛嬌。先にお水のポット、お手拭、紙エプロン、小さなすり鉢に入った白ゴマが持ってこられたので、ゴマをすりつつしばし待つ。その間、ぽつぽつと来客あり。

10分ほどしたら料理が到着。白ネギ、チンゲンサイ、ナッツ入り肉みその上に、大きな排骨。スープはさほど辛味を感じるわけではないものの、肉みその花椒が効いてること効いてること。花椒好きとしてはちょうどよかったけれども、そこまで好きではない人は唐辛子マーク1つに落とした方がいいかもしれないレベル。チンゲンサイは食べやすいようにカットしてあって好印象。排骨は、よくあるカレー風味のものではなかったが、おいしかった。

終盤、卓上にあった謎の味変アイテム「みそスコ」なるものを投入(醸造酢、コチジャン、ハバネロなどで作られているとのこと)。風味が少し変わった気はしたけど、入れなくても別によかったかも。

食後、じっとりと額に汗。後で見てみたら、シャツにスープがちょっとはねていた。おとなしく紙エプロン使えばよかったかな。

何かが飛びぬけている訳ではないけど、全体的に高レベルで、丁寧に作られている担担麺という印象。

ごちそうさまでした。

●ごまる「排骨担担麺」¥1080
東京都中央区銀座1-14-5
コスト・・・★★★☆☆
パフォーマンス・・・★★★★☆
総合・・・★★★★☆
→ちょっと高いかなとは思うけど、まあ満足。後で調べたら、東海地方を中心に展開するラーメンチェーンの「ごまめ家」の東京初進出店舗なのだそう。「ごまめ家」、行ったことないけど。また、女性限定で豆乳胡麻野菜ジュースがいただけるとか。「みそスコ」のほか、酢、オリーブオイルも頼めばもらえるよう。店内は奇麗だし、椅子の下に荷物入れもあり、非常に女性客を大事にしているような印象を受けた。

お水はテーブルごと、カウンターにも適宜ポットあり。

11:00~23:00の通し営業。

追記:2020年2月、閉店。